お知らせ

月別アーカイブ: 2025年8月

~“選ばれる放課後等デイサービス”~

皆さんこんにちは!

合同会社エルブイアール、更新担当の中西です。

~“選ばれる放課後等デイサービス”~

利用者ニーズの多様化、人材確保、書類業務の増加。現場を強くするカギは、標準化×デジタル×協働です。ここでは管理者・リーダー向けに、安全・質保証・家族満足・スタッフ定着を同時に上げる運営の型を共有します。


1|理念と基準づくり:権利と強みベース 🌱

  • 子どもの最善の利益・尊厳を方針に明文化。

  • 支援は強みベースで:好き・得意・関心を活動設計に翻訳。

  • 個別支援計画(ゴール・測定指標・期限)はA4一枚で見える化。


2|安全とリスクマネジメント 🛡️

  • 送迎:ルート表/乗車名簿/点呼/車内置き去り防止チェック。チャイルドロックの運用ルール。

  • 医療・アレルギー:服薬・エピペン等は書面手順+研修+模擬訓練

  • 事故・ヒヤリハット発生→一次対応→記録→共有→再発防止まで24–72hで回す。

  • 避難訓練季節・時間帯を替えて年数回。役割表と代替案を用意。

  • 虐待防止・身体拘束回避:方針とエスカレーションラインを明文化。予防・代替(環境調整/言語化/距離)が基本。


3|プログラム設計:エビデンス“風”ではなく“根拠ある実践” 📚

  • SST・実行機能・生活スキルを**単位活動(20–30分)**に分け、導入→練習→ふり返りで固定。

  • 視覚支援(スケジュール・ルール・作業工程)を標準化。

  • 感覚あそび&運動安全配慮と段階化を徹底。

  • 外出・地域交流は事前リスク評価役割分担表を掲示。


4|記録・評価のDX 📱

  • 通所・バイタル・活動記録をアプリで入力→家族へ当日共有

  • 個別目標の達成率、活動参加率、配慮リストの使用状況をダッシュボード化

  • 写真は同意管理(利用範囲・保存期間)を明確に。個人情報保護の教育を継続。


5|家族との協働 🤝

  • オンボーディング面談:配慮事項・好きなこと・困りやすい場面をカード化

  • 月次ミニレビュー:達成・次の一手・家庭でのヒントを3行で

  • クレームは24h一次返信72h改善案感謝と事実ベースで対応。


6|スタッフ育成と燃え尽き予防 👥🧯

  • 90日育成
     Day1–7 安全・個人情報・声かけ/プロンプトの基礎
     Day8–30 視覚支援・SST運営・送迎同乗
     Day31–60 行動支援の見立て(ABC)・記録・保護者対応
     Day61–90 リーダー代行・ケース会議の進行

  • ケースロード上限を設定、週1ケース会議月1スーパービジョン

  • シフトは固定と可変を混在希望休の見える化で離職を抑制。


7|KPIで回す“質と経営” 📊

  • 稼働率・欠席率・送迎遅延

  • 事故/ヒヤリ件数・是正完了率

  • 個別目標の進捗(達成/保留/見直し)

  • 保護者満足度(NPS)・問い合わせ応答時間
    週15分のスクラムで「数字→原因→次の一手→担当→期限」を合意。


8|広報と採用:伝えるべきは“現場の中身” 📣

  • 1分ルームツアー動画(環境・視覚支援・安全掲示)。

  • 1日の流れ・職員研修・安全の仕組みをサイトで公開。

  • 採用は見学同席→ミニ実技→フィードバックまで一気通貫。強みベース面接でミスマッチを減らす。


9|“30日で変える”改善ロードマップ 🗺️⚙️

  • Day1–7:送迎・事故・個情保の3ポリシーをA4一枚に整理→全員周知

  • Day8–14視覚スケジュール配慮カードの標準テンプレ配布

  • Day15–21ダッシュボード(稼働/事故/目標)を掲示→週次ミーティング開始

  • Day22–30家族向け月次レポ運用/ケース会議フォーマット統一


10|内部監査チェック📝

[ ] 個別支援計画の目標が測定可能
[ ] 事故・ヒヤリの一次対応→再発防止が期限内
[ ] 送迎の点呼・名簿・置き去り防止チェックが運用
[ ] 個人情報・写真の同意が整理されている
[ ] 避難訓練記録改善点が残っている
[ ] 職員研修(虐待防止/身体拘束回避/感染対策)が年内実施


まとめ ✨

“選ばれる事業所”は、**安心(安全・権利)×質(計画・評価)×チーム(家族・学校・地域)**を仕組みで回しています。
A4一枚の標準化+DX+短い振り返りから始めて、明日からの現場をもっとやさしく、もっと強く。🌟📱🤝

 

 

~支援のポイント~

皆さんこんにちは!

合同会社エルブイアール、更新担当の中西です。

~支援のポイント~

「放課後、安心して過ごしながら力も伸ばしたい」「学校と家のあいだをつなぐ居場所がほしい」——そんな思いに寄り添うのが放課後等デイサービスです。ここでは初めて利用するご家庭向けに、選び方→通所までの流れ→1日のすごし方→支援の考え方をわかりやすく解説します。📗


1|放課後等デイサービスって?🧭

  • 学校の授業が終わった放課後や長期休暇に、小学生〜高校生のお子さんが利用できる通所支援。

  • 生活スキル・学習/宿題支援・SST(ソーシャルスキルトレーニング)・体ならし・感覚あそびなど、個別と集団を組み合わせて行います。

  • 学校・ご家庭・関係機関とチームで連携し、個別支援計画に基づいて支援を進めます。


2|利用までの流れ(目安)🗺️

  1. 見学・体験(30〜60分)

  2. アセスメント(聞き取り):得意・苦手、好きなこと、困りやすい場面を共有

  3. 個別支援計画づくり:半年〜1年のゴールとステップを明文化

  4. ご契約・通所開始:通所曜日・送迎・連絡方法を決める

  5. 定期振り返り月次ミニレビュー/半期レビューで調整🔁


3|“良い事業所”の選び方チェックリスト ✅

[ ] 観察・声かけがやさしく、名前で呼びかけている
[ ] 見通しの立つ環境(スケジュール表示・視覚サイン)がある
[ ] 個別と集団のバランス、好きの活用が見える
[ ] 保護者への共有(連絡帳/アプリ/写真)が“ちょうどよい”頻度
[ ] 安全対策(避難訓練・アレルギー対応・送迎のルール)が明確
[ ] 撮影・個人情報の取り扱いが分かりやすく説明される


4|1日のすごし方(例)⏰

  • 15:00 来所・健康チェック・今日の予定確認🗓️

  • 15:15 宿題/学習支援 ✍️(タイマー&視覚手がかり)

  • 15:45 SST/グループ活動(順番・お願いの言い方・相談の練習)🗣️

  • 16:15 運動/感覚あそび(バランス・粗大運動・制作)🤸‍♀️🎨

  • 16:45 ふり返り(できたこと★/次のコツ)→お迎えor送迎🚐

  • 17:00 帰宅

※長期休暇は外出活動・調理・社会体験などを追加🍳🛒


5|支援の考え方(やさしく“行動の見立て”)🔎

  • うまくいかない行動の**前後(ABC)**を一緒に観察:
     A(きっかけ)→ B(行動)→ C(結果)。

  • 予防ファースト
     スケジュール提示/選択肢を用意/音・光・におい等の刺激環境を調整。

  • 成功体験を設計
     課題は小さく分ける→できたら即時フィードバック👏

  • クールダウンの道具箱🧰:
     ノイズキャンセル・カードでの伝達・水分・呼吸法・静かなスペース。


6|宿題/学習のヒント ✍️

  • タイムボックス(10分×3コマなど)+休憩カード

  • やる順番図解し、終わったらひっくり返す/消すで達成感

  • 書く/読むが苦手な時は、ICT・口述・読み上げなど別の道を提示💡


7|ご家庭との連携📱🤝

  • 連絡帳/アプリで日々の様子と“次の一手”を共有

  • 困りごと相談具体例→場面→仮説→試すのサイクルで

  • 学校の先生・関係機関との情報連携(必要な範囲で、同意のうえ)


8|よくある質問(Q&A)💬

Q. 人見知りで心配…
A. 見学→短時間体験→段階的に時間を伸ばします。好きな活動からスタートOK。
Q. 宿題が進まない
A. 時間を区切る・視覚化・選べる課題で成功体験を増やします。
Q. 送迎は?
A. ルート/乗車ルール/緊急連絡先を事前に確認し、安全第一で運行します。


まとめ 🌟

放課後等デイサービスは、**“安心できる居場所”ד小さな成功の積み重ね”**で、お子さんの力を伸ばす場。
見学→体験→個別支援計画のステップで、ピッタリの通所先を一緒に見つけましょう。🌈✨